トップ > 保護者の皆様へ 〜実社会から求められる人材像〜
保護者の皆様へ 〜実社会から求められる人材像〜
保護者はアドバイザー
現在、保護者の経済力の高まりと、子どもの将来に対する期待感などから、保護者の方が進学先選びに大変慎重になっているように思います。
自分の子どもが何を考えているのか、どんな将来像を思い描いているのか、また、その夢を叶えるためには一緒に何ができるのかなどを考え、アドバイザーの立場で、お子様と一緒に的確な進路選択をお願いします。
子どもを「普通の人」にする
企業から本校にいただく求人票では、専門技術を習得している人材はもちろん、その他の事項で「普通の人」を求めてくる傾向が多くなりました。
これは企業の一員として知識力があり、同僚はもちろん先輩や後輩と会話ができ、様々な立場の人に意見が言える人材のことです。知識力だけではない人間としての総合力が備わっている「普通の人」を育てるために、保護者は子どものまわりの状況を知り、適切なアドバイスをしてあげてください。
子どもの自立
「自立」とは考える力を身につけ、自ら行動することにほかなりません。そのためにはご家庭で、しつけとしての挨拶や、箸のもちかた、靴をそろえて脱ぐ、あるいは手を洗うなどの基本的な生活習慣や、日常的な親子のちょっとした会話などが子どもの自立には不可欠です。
忙しい現代の家庭には難しいことも多いかもしれませんが、親が率先して子どもに対して目を向け、挨拶などの習慣を身に着けさせてください。
一緒に行動してみる
保護者であっても、子どものことは意外と知らないものです。いまの学校の様子を知るためにオープンキャンパスや会場説明会などで子どもと一緒に話を聞くことをお勧めします。そのような場面で子どもが自然と口にしたことから、考えを知ることもできるのではないでしょうか。
逆に保護者の経済力を伝えることも重要です。どのような会社でどのくらいの給料をもらっているのか、学費はどう支払っていくのか、などを話していくことで、自分には大変なお金がかかっていることに気づき、それがやがては責任感や自立につながっていくことでしょう。
オープンキャンパスへの参加
宇都宮メディア・アーツ専門学校では、進学希望者を対象としたオープンキャンパスを開催しています。本学では、専門技術の習得を目的としているため、その学校で何が学べるのか、どんな設備を使用しているのか、資格取得に力を入れているのか、その先にある就職先はどのような場所になのか、など詳細な説明をしています。
学校の立地や通学方法なども検討できる良い機会だと思います。保護者もぜひご参加いただき、厳しい視点で学校選びをしてください。